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2017年05月20日(土) 技術情報

精密金属コマのシャフト先端部の改造方法・チューニング方法

今回の技術情報は、「メカベーをつねに安定して長時間回したい!」とう方のための、シャフトの改造方法・チューニング方法についてです。

メカベーのシャフト先端部は、角度は緩いですが、可能な限りシャープに加工してあります。そのため、バトルリング(回す台、床)上の定点(ひとつの点)で回転しようとする傾向を示します。シャープなシャフト先端部が床面に食いつくように回転しようとするわけです。コマがバトルリングと水平にランディングすれば長時間安定して回転し続けます(図1)。

一方、コマが斜めになって床面にランディングすると床面を動き回ろうとします。この動きは、シャープなシャフト先端部が定点で回転しようとする動きと相反する動きとなり、シャフト周りの揺動(ゆらぎ)運動となって現れます(図2)。揺動(ゆらぎ)運動は一度現れると、シャフトが定点で回転しようとする限り収まることはなく、むしろ次第に激しくなってコマの回転エネルギーを奪うことになります。

毎回コンスタントにコマを床面と平行にランディングさせて回すことが難しい場合は、シャフト先端部が床面を少しスリップしながら回るように(図3)シャフト先端部を微小に角丸めする必要があります。

頻繁に揺動(ゆらぎ)運動が発生しているようでしたらシャフト先端部を#2000よりも目の細かいサンドペーパーで少しずつ研磨してください。

研磨する際はくれぐれも研磨しすぎにご注意ください。少し研磨して回してみて、様子を見ながら仕上げていくのが良いでしょう。